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【パイオニア】据置・見通し変更:BBB /ネガティブ→安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 15d0982

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http://www.jcr.co.jp

15- D- 0982 201 6 年 3 月 8 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

パイ

株式会社

(証券コード:6773)

【見通し変更】

長期発行体格付 BBB−

格付の見通し ネガティブ → 安定的 ■ 格付事由

(1) カーオーディオやカーナビゲーションなどカーエレクトロニクス製品のリーディングカンパニー。収益性 の高い市販市場向け製品(カーショップなどアフターマーケットで販売される製品)を得意としてきたが、 近年は OE M製品(自動車メーカーの純正品やディーラーオプション品)の売上高構成比が過半を超える など高まってきている。一方、15 年 3 月にホームエレクトロニクス事業において、ホーム A V や DJ 機器 などの事業譲渡を行っており、カーエレクトロニクス事業に経営資源を集中する方向にある。

(2) ホームエレクトロニクスでの事業譲渡による利益・資金創出で財務基盤の強化が進んだ。有利子負債は短 期のものが大半を占めていたが、こうした借入金の返済により長短バランスが改善され、15/ 3 期末に実 質無借金となった。一方、収益面では、主軸となるカーエレクトロニクス事業の重要性が一段と増す中、 事業環境変化への対応が求められており、成長に向けた先行投資負担の影響で同事業の収益は弱含んでい る。ただ、業界での競争力の高さや継続的な原価低減施策の取り組みを踏まえれば、収益力が大きく低下 する懸念は当面小さいと J C R は想定している。以上から、格付を据え置き、見通しをネガティブから安 定的に変更することとした。

(3) カーエレクトロニクスの事業環境は低価格モデルへのシフト、スマートフォンの普及、OE M の増加によ る市販市場の縮小といった構造的な変化など楽観視できない状況にある。こうした変化に対して、コネク テッド化(自動車の情報・通信化)や自動運転への対応、OE M 分野や新興国事業の拡大などの成長戦略、 プラットフォームの共通化といったコスト削減に取り組んでいる。こうした収益力強化に向けた諸施策の 実効性を引き続き確認していく。

(4) 16/ 3 期会社計画は営業利益 80億円(前期比 2. 9%増)となっている。一部の新興国経済に不透明感は見 られるが、前期並みの営業利益は確保する見通しである。17/ 3 期も OE M 先行開発費などの増加は見込ま れるが、原価低減効果などにより現状程度の収益力は維持可能と J C Rでは考えている。16/ 3期第 3 四半 期末の自己資本比率は 31. 0%となり、直近ボトムである 14/ 3 期末の 22. 1%から改善している。一方、 15/ 3 期末に実質無借金となったが、カーエレクトロニクス事業の成長に向けた投資が続くため、有利子 負債は増加傾向で推移する可能性がある。ただ、資金繰り構造の改善を受けて財務リスクは総じて低減し ている。

(担当)関口 博昭・川越 広志 ■ 格付対象

発行体:パイオニア株式会社 【見通し変更】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 3 月 3 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:関口 博昭

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「電機」(2011 年 7 月 13 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) パイオニア株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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